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DAWのバージョンアップ!アップデートをいつ行うべきか【DTM・DAW】

3台のパソコンモニターに映し出されたDAWソフトの操作画面

どうも、DAWおじさん百倍仙師 (もべせんし)です。

DAWソフトウェアは、年々新しい機能とともにメジャーバージョンアップされているのですが、世の中のみなさんはどのタイミングでバージョンアップしているのでしょうか? 常に最新状態なのか! 様子見してからバージョンアップか!

DAWのバージョンアップのタイミングについて、もべブログの見解を紹介します。

結論!問題がなければバージョンアップしなくても良い

「えぇぇ~っ!」とか言わないで……。

いきなり話の腰を折る感じで恐縮ですが、そのまんまの意味です。

特に不具合も発生しておらず、機能面でも満足しているなら無理にバージョンアップする必要はありません。

バージョンアップしたとたんに不具合が起こる場合もあるので、仕事などで使っている人は、最新バージョンが発売されてもバージョンアップ初期の不具合がないかしばらく様子見している人も多いです。

それに、メジャーバージョンアップは、ほとんどの場合、有料なので必要なければお金を節約しておいたほうが良いでしょう。(DTMは他の機材にも何かとお金かかりますし……。)

無償のアップデートについては、見つかっている不具合の解消を目的にしたものが多いので、問題がなくても一応実施した方が良いと思います。

問題がなければ慌ててバージョンアップする必要はないと思いますが、バージョン差が広がりすぎると割安なアップデート版が購入できなくなる事もあるので注意です。

さすがに、アップデート版が購入可能なうちにはバージョンアップした方がいいとは思います。(Cubaseなどの有名なDAWには割安なアップデート版やアップグレード版などがある)

ぜひともバージョンアップした方がいい場合

使用中の古いDAW環境で、すでになにかしら不具合が出ている場合は、最新バージョンの使用をおすすめします。

古いDAWを使っていると使用マシンのOSが新しくなったタイミングで不具合がでたり、最新のマシン環境に適応しない場合があります。

せっかく作業したデータに不具合でもおきたら困りますから、少しでも不具合があれば、だましだまし使う事はせずに安定したバージョンに移行する事をおすすめします。

メーカーから発表されているバージョンアップ内容に自分の環境の不具合に合致するバグ修正(バグフィックス)があればすぐにでもバージョンアップしましょう。

使う人次第でバージョンしてもいい場合

バージョンアップのタイミングは使う人、それぞれの志向で決まることもあります。

常に最新のバージョンを使いたい人

新しい物好きで常に最新環境で作業したい人もいます。

真っ先に最新の物を使う楽しみってありますよね!わかります!

趣味でDAWを使う分には多少バグがでてきてもご愛敬って感じでしょうか。
みんなの為にテストしといてやるって感じで楽しみましょう。(人柱歓迎!)

問題を見つけたらぜひネットで情報発信して情報共有しましょう!

仕事でDAWを使う人でも最新の環境をすぐ試したいからライセンスを2個購入している猛者もいます。

片方は安定したバージョンのままで、もう一つのライセンスで最新バージョンを試しているそうです。使ってるプラグインのライセンスも2個づつ購入したらすごい金額になりそうですね。アマチュアにはちょっとまねできない環境です……。

自分好みの機能やプラグインが追加された

今までのバージョンで問題がなくても、新しいバージョンに気になる便利機能やエフェクト、シンセサイザーなどのプラグインが追加されたならバージョンアップのいいタイミングかもしれません。

使っているバージョンのメーカーサポートが切れた

メーカーによって対応は変わりますがあまりに古いバージョンだと問題が起きてもメーカーが取り合ってくれない場合があります。問題が起きる前に程々でバージョンアップしておくのも大事かと思います。

使っているバージョンで最新プラグインが非対応になった

最新のプラグインを導入したくても、DAWが対応していない場合などがあります。(たとえば、VST2のプラグインは動くがVST3のプラグインが動かない等)

逆にDAWをバージョンアップしたら古いタイプのプラグインが動かなくなる場合もあるので注意が必要です。(メーカーが古い形式のプラグインのサポートを打ち切る等)

よく使うプラグインに古い物がある場合は、対応状況や代替プラグインなどの情報を収集しておきましょう。

使っているバージョンが正式対応していないOSやマシン環境になった

マシン環境を一新して、最新OS、最新CPUと変化しても古いDAWのままだと最新環境に対応してないのでマシン性能を十分に発揮できない場合もあります。

使っているマシン環境が大きく変わったタイミングでバージョンアップをするのもいいと思います。

これ以上バージョンが古くなるとアップデート対象外になる

既述ですが、ソフトによっては最新バージョンと一定のバージョン差が付くと割安なアップデート版の対象から外れてしまう事があるので、毎回バージョンアップとまではいかなくても、アップデート版の適応対象のうちにはバージョンアップしておくことを強くおすすめします。

これって、Cubaseユーザーには割と関係ある話なんですが。
割安にアップデートできる仕組みがないソフトをお使いの方はこの限りではないです。

最後に

私も長らくCubase7を使っていて、最新とは結構なバージョン差になっているので、そろそろバージョンアップの頃合いかもしれません。

基本的な機能だけで曲作りをしていたので古いDAWでも特に困ったことはなかったのですが、最新バージョンに搭載されている機能で気になるものもあるので良いタイミングかもしれません。

よし! アップデートしちゃうかぁ!

※2022/10/4 追記
Cubase12にアップデートしましたぁ!