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DTMっていったい何なのか簡単に説明するよ!【DTM・DAW】

DTM作業。パソコンで音楽制作する男性

どうも、DTMおじさん百倍仙師 (もべせんし)です。

このブログでは今後、DTMに関する話題も書いていく予定なので最初にDTMとは何なのか簡単に解説しておきます。

ネットで検索すれば詳しい説明が載ってる有名楽器店のホームページ等がごろごろヒットするとは思いますがあえて自分なりの見解を載せておきます。

そんな基本的な話知っとるわ!って人はさらっと読み飛ばしてくださいね。

DTMとは何なのか?

このブログで扱う「DTM」とは音楽制作で使われる用語で、

デスクトップミュージック(Desk Top Music)の略称でパソコン等のコンピューターを使って音楽を作成したり、編集したりする行為全般を指します。

DTMという用語が出てくる前は普通にコンピューターミュージックとか呼ばれていました。

ちなみに、DTMという言葉は日本生まれの造語なので日本国内でしか通じません。

海外の人はDTMと聞いたら、
ドイツツーリングカー選手権(Deutsche Tourenwagen Masters)の方を思い浮かべるかもしれませんね。

昔(初期の)のDTMはデータ入力が主体

DTM文化の初期の頃は、パソコンの性能が低く、音声などのオーディオデータを扱う事が難しかったので、自動演奏用のデータを打ち込み(プログラミング)してパソコン内蔵の音源ボードを鳴らしたり、パソコンに接続して使う外部音源(小型のシンセサイザー)を鳴らして音楽を楽しんでいました。

昔のパソコンゲームDTMの関係

昔のパソコンゲームはBGMにデータ容量の大きいオーディオデータが使えないので打ち込まれたBGMデータをリアルタイムに音源で鳴らしていました。
なので、当時の音にこだわるゲーマーは音楽制作をしなくても高品質な外部音源(MIDI音源)を持っている人が多かったです。(懐かしい……。)その流れで好きなゲーム音楽を打ち込みでカバーしてる人達も結構いました。アニメ音楽の再現をやってる人もいましたね。

昔の打ち込み系バンド

90年代はバンドで打ち込みを使う人は楽曲データの制作にパソコンを使わず、シーケンサーと呼ばれるデータの記録装置に直接演奏データを入力するスタイルの人が多かったような気がします。90年代後半になると、音楽ソフトウェアの進化に合わせてDTMで演奏データ作成、シンセサイザー内蔵のシーケンサーに読み込ませてライブしたりと、多様なスタイルがでてきましたが、パソコンをステージに持ち込んで自動演奏!っみたいな人はほとんどいなかったです。(ゼロというわけではないけど…。)

昨今のDTMはオーディオデータの作成編集がメイン

昔に比べ、パソコンの性能が格段に上がった事と、それに合わせて音楽制作ソフトウェアが多機能、高性能になった事によりDTMという言葉の意味は様変わりしました。

昔のDTMは、音源機器を鳴らす自動演奏用データを作成すること自体を指していましたが、ここ最近のDTMは打ち込み作業に限らず、打ち込みデータを使って演奏をオーディオデータ化し、ミックスやマスタリングなどのエディット(音質調整作業等)までやる事を指すようになっています。

オーディオデータが扱えるようになったことで生楽器や歌のレコーディングも可能になり、DTMは今やトータルな音楽制作を表す言葉に進化しています。

DTMに必要な物

DTM作業を快適にする為には、下記の機材は最低限必要です!

  1. パソコン
  2. DAWソフト
  3. オーディオインターフェイス
  4. モニターヘッドフォン・モニタースピーカー
  5. MIDIキーボード

パソコン

これがないと始まらない!できれば予算の許す限り高性能なパソコンが欲しいところ。

実は昨今、iPhoneiPadなど、スマホタブレット端末でもDTMができてしまうのですが簡単な作業にしか向かないので、本格的な音楽制作には基本的にパソコンを推奨します。

DAWソフト

DAWはデジタルオーディオワークステーションDigital Audio Workstation)の略で音楽制作用のソフトウェアです。

演奏データの打ち込み、楽器や歌の録音、ミックス作業にマスタリングと、昔ならば専用のレコーディング機器でしかできなかった機能もソフトウェア上で再現されています。

DAWを「ダウ」と読む人もいるし「ディーエーダブリュー」と読む人もいます。

オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイスは高音質で遅延のない音をモニターする為に使用します。また、ギターやマイクの入力端子を拡張する役割もあります。

パソコンに元からついているヘッドホン端子やマイク入力は音の遅れや音の品質が悪くDTMには向きません。低価格でも十分使えるものがあるのでDTM用のオーディオインターフェイスを推奨します。

モニターヘッドフォン・モニタースピーカー

編集には、音に味付けされたリスニング用より、加工されないそのままの音を聞かせてくれるモニター用のヘッドフォンやスピーカーが向いています。

スピーカーはある程度大きな音で鳴らさないと性能が発揮されないので、大きな音が出せない環境の人や予算が厳しい人はとりあえず、モニターヘッドフォンを買いましょう。夜中でも作業ができて便利です。

MIDIキーボード

MIDIキーボード(入力用鍵盤)が無くても、マウスを使って打ち込みはできるのですが作業効率が悪いので鍵盤はやっぱり欲しい!

最後に

昔のDTM界隈の事なども思い出しながら語ってみました。

ガチ初心者の方が読んでわかる文章になってるか心配ですが…。

古き良き時代のDTMを知る人たちが読んでくれたなら当時の事を思い出して自分らはこんな環境だったけどなぁとか、違いを楽しんでいただけたらうれしいです。